森薗 悦子
個人概要
住所:鹿児島県南九州市川辺町
活動内容
○活動の経緯
夫の退職を機に、2016年4月に東京から故郷の南九州市川辺町にUターンした。
東京では小・中学校で勤務し、趣味として合唱グループに所属して活動していた。また、将来の生きがいのために「パン作り」を身に付けていたので、南九州市でもこれまでの経験を活かせる機会がないか探していた。
その結果、2017年4月から県外の中高生等を受け入れて体験学習を行う「南九州市ツーリズム協議会」の会員となり、受け入れを始めた。2022年4月からは会長として協議会の運営活動を担っている。また、2018年4月からは、南九州市地域女性団体協議会に入会し、現在は副会長を務めている。
さらに、2019年9月には、歌声を通して故郷を元気づけようと「歌声サロンひまわり」を設立し、代表として運営している。
2020年10月から法務局の委嘱を受け「保護司」として活動しており、2022年4月からは公民館講座で「パン作り教室」の講師を務めるほか、楽器を楽しむための自主グループ「オカリナ」を立ち上げて、慰問演奏などを行っている。これらの活動を通じて,少しでも自分が育った地域に恩返しをしたいと考えている。
○主な活動内容
1 歌声サロンひまわりでの活動
原則毎月第3木曜日に川辺文化会館(marukawaホール)で、講師にソプラノ歌手の堀之内孝子さん、ピアノ伴奏に柳寿枝さんを迎え,10時から11時半まで、毎月約50名の参加者と一緒に懐かしい歌、心安らぐ歌、元気になる歌を数々歌い、楽しんでいる。また、発表の場として、毎年11月3日に開催される南九州市の文化祭に参加している。
2 南九州ツーリズム協議会での活動
県外の中高生の修学旅行生等を対象に、田舎生活や農業体験を提供しており、近年は年に5~6回受け入れている。また、同協議会の会長として、中高生等の受け入れ時の地域受入農家等への配分調整や新たな農家等の受入先確保のための活動を行っている。
また、受け入れのない時期には地域の小学生への出前授業等も行っている。
3 南九州市地域女性団体協議会での活動
男女平等の推進や子どもの健全育成などを目的に、同協議会の運営委員会の委員として活動を続けている。
4 保護司としての活動
犯罪や非行を行った人たちの立ち直りを支えるため、職場訪問や相談などの支援活動を行っている。また、再犯を防止するために、定期的に「社会を明るくする運動」や犯罪撲滅のチラシを配布するなどの啓もう活動を行っている。
5 パン作り教室の講師
2022年、2023年には南九州市の公民館講座にて、東京在住中に身につけたパン作りのスキルを活かして「パン作り教室」の講師を務めた。今後も機会があれば続けたいと思っている。
6「オカリナ」演奏の活動
68歳から練習を始め、2022年からは月1回、会員7名と地区公民館に集まり練習を楽しんでいる。
時々、老人保健施設等を訪問し、入所者の方々へ向けて演奏活動を行っている。
○今後の抱負や活動など
自分のこれまでの経験や好きなことを生かしてできる活動を、これからも自分自身が楽しみながら続けていきたい。また、できるだけ自分らしく生きながら、仲間と連携した活動を行っていくことで、自分が育った古里に少しでも貢献できればと思っている。



















