西部高齢者クラブ

  • 古川 眞一

組織概要

設立年月日 1993年4月
正会員 48名(令和7年7月現在)
所在地 曽於市末吉町

活動内容

○設立の経緯、目的
 末吉町西部地区公民館の65歳以上で組織されている高齢部の活動母体であり、地域発展のための地域貢献活動と、自身の健康寿命を延ばすなどの健康増進活動を2つの柱として活動を行っている。

○主な事業内容
1.環境美化活動
 1993年度から、毎週月曜日と木曜日に、西部地区公民館及び高松イベント広場の清掃や草取りを必要に応じて実施している。
 また、年に2回、春と秋に沿道の花壇に660本の花苗を植え、地域の環境美化活動に貢献している。活動後には、軽食をとりながら会員同士の交流を深めている。
 2021年度からは、地域清掃とゴミの分別に関する研修にも取り組んでいる。毎年11月には、会員が自宅周辺の市道のゴミ拾いを行い、回収したゴミをイベント広場に持ち寄って、全員で分別方法について研修で学んでいる。

2.世代間交流
 2020年8月から毎年1回、高齢者クラブで孟宗竹を準備し、会員が加工技術を助言しながら、地域の子どもたちが竹で炊飯の釜・お椀・お箸を制作して、ご飯炊き体験を実施している。この活動は、竹山の管理と合わせて、子供たちは、働いて食べることの大切さについて体験を通じて学ぶ機会となっている。

 2020年度から年末には、門松づくりと新年に向けた決意の発表を行っている。
 門松の土台となる容器に荒縄を締める作業は、技術と力を要するため、高齢者クラブが担当し、子どもたちは竹の笑い口を切断・加工し、竹・松・稲穂などで飾り付けして門松を一対完成させる。製作後には、門松づくりで感じたことや願望を作文に書き、発表してもらっている。

 その他、会員が制作した雑巾や提供されたタオルを仕分けし、役員が学校や福祉施設を訪問して贈呈する雑巾の寄贈活動も行っている。

 2022年7月には、長年の環境美化活動が評価され、「地球環境を守るかごしま県民運動推進大会」において環境保全活動優秀団体等表彰を受賞した。

○今後の抱負や活動など
 夏休みには地域の青少年育成部との交流会を開催し、9月には敬老の日のつどいにて歌や踊りの披露や料理のふるまいなどを計画している。今後も、引き続きこれまでの活動を行うことで、地域の発展や健康増進のために尽力していきたい。

門松製作

防火訓練の様子

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