○内容
幕末の 1867(慶応 3)年パリ万博への薩摩藩の参加は,幕府とは別に独立国の体裁で出品が準備されるなど,「薩摩」の存在をヨーロッパ諸国にアピールする最初の機会になりました。本講演では,これまで薩摩との関係では注目されてこなかった次の 1878(明治11)年パリ万博への日本参加に焦点を当てます。この万博は,フランスにおいて「ジャポニスム」と呼称された日本文化の流行の絶頂期に開催されました。明治日本はどのように参加・出品し,薩摩藩出身の鮫島尚信(初代駐仏 公使),松方正義(万博事務局副総裁),前田正名(同事務官長)はいかなる役割を果たしたのでしょうか。フランスと日本の万博史料の検討を通じ,日仏交流という視点からパリ万博への日本参加および薩摩出身者の活躍を明らかにしていきます。
○講師
成蹊大学文学部 准教授 寺本 敬子 氏
○対象
どなたでもご参加いただけます。
○入場料
無料
○定員
245名(全席指定,応募者多数の場合は抽選)
※ 新型コロナウイルスの感染状況により,予告
なく定員を減ずる場合があります。
○応募期間
令和4年10月4日(火)~11月10日(木)
(消印有効)
○応募方法
郵便往復ハガキ(126 円・私製を除く)に,下記問合せ先の記入例のとおり記入の上,お申し込みください。同一住所の方に限り,1通につき2名様までお申込み可能です。
感染拡大の状況によっては,中止のお知らせを返信用ハガキで連絡します。(感染拡大地域の方の受講をお断りすることがあります。)また,未就学のお子様の同伴はご遠慮ください。
最新の情報を当館ホームページ・公式SNSにてご確認ください。また,講演会当日,諸事情による開催中止等の情報についてはホームページの休日更新ができません。黎明館公式SNS(Facebook 及び Twitter)で随時情報提供します。SNS 等の閲覧が難しい方は,当館へ電話でお問い合わせください。
○応募結果のお知らせ
① 返信用ハガキによりお知らせします。令和4年
11月25日(金)までに通知がない場合,下記
の連絡先へお問い合わせください。
② 都合により聴講できなくなった場合も,同様に
ご連絡ください。
○講座当日
① 「入場整理券」と記載のある返信用ハガキをお
持ちの上,2階の講堂にお越しください。
② 新型コロナウイルス感染症対策として,全席指
定といたします。また,発熱等の症状がある場合
は,入場をお断りします。氏名・住所・電話番号
等の個人情報は,必要に応じて保健所等の公的機
関へ提供する場合がございます。予めご承知おき
ください。
③ 皆様が安心して受講できますよう,マスクの着
用・手指の消毒等にご協力ください。
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