河原 多美子

個人概要

住所:鹿屋市

活動内容

○活動の経緯
 自分で美しさを表現できる作品作りに興味があり、結婚後、夫の転勤に伴い、福岡、名古屋、東京でフラワーアレンジや編み物など様々な手工芸を学んだ。
 クレイフラワーに出会ったのは、東京のデパートで開催していた展示会で、鳥肌が立つ位に強い感動を覚え、3~4年の短期間で夢中で習い、平成5年に教授の資格を取った。
 海外で「神業」と評価されるクレイフラワーは、日本で発展したアートで、自分で色付けした樹脂粘土で、四季折々の花々を本物そっくりに繊細に表現するもの。
 平成6年3月に東京銀座で作品展開催。その後、郷里の鹿屋市役所での展示で、地元の反響があり、これをきっかけに東京と鹿屋市を2週間毎に行き来しながら約10年間、鹿屋市でクレイフラワー教室を開催してきた。
 平成16年に夫の両親の介護のために鹿屋市にUターン。鹿屋市を中心にクレイフラワー普及のための講座等を続けている。
 これまで作品が高い評価を受けており、フランス・パリ・美の解放展inルーブルで、最高のプレミエ賞を受賞など、国内外で多数受賞歴があり、世界的に注目されている。

○主な活動内容
 手工芸各種免許・資格を取り、子供達からシニアの方々との出会いを戴き、これまで生涯学習講座として、鹿屋市を中心に大隅半島で、クレイフラワー講座を開催してきている。
 現在も、かのやばら園アカデミー講座や、鹿屋市民交流センターでの秋冬短期講座、又、鹿児島市でクレイフラワー講座などを開講している。
 作品制作活動も続けており、平成26年に考案した「ばらピンバッジ」が「ばらのまちかのやの認証品」に認定。平成30年5月には、鹿屋市漁協に鹿屋市の希少なカンパチ「アカバラ」の実物大のオブジェをつくり寄贈するなど、鹿屋市の観光・物産振興にも繫がっている。

○今後の抱負や活動など
 大隅半島の各市町の花をクレイフラワーで製作し、お世話になった市町に贈りたい。
 また、地域の皆さんと「静」と「動」の趣味を見つけ、継続しながら高めて、生涯元気で楽しい人生を過ごせるよう仲間づくりに貢献していきたい。

アカバラ寄贈の様子

河原多美子 作成「バラのピンバッチ」

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