荒佐野長寿会

  • 清山 重則

組織概要

設立年月日 昭和40年4月
正会員 40名(令和3年7月現在)
所在地 曽於郡大崎町野方荒佐

活動内容

○設立の経緯、目的
 昭和38年、大崎町野方の高齢者が「65歳以上の高齢者で何かできることはないか」と呼びかけ合い、互いの知識向上を目的として「野方校区老人クラブ寿会」を設立した。昭和40年には、会員が多くなったことから同会が3分割され、「荒佐野長寿会」が結成された。
 以降、現在まで「荒佐野長寿会」として下記の活動を続けている。

○主な活動内容
1.地域活動
 毎月1回、約1~2時間、地域住民の心のよりどころとなっている「照日神社」の広い境内の清掃・花壇管理を行っている。また、年2回、5月と11月には花植えを実施している。
 くわえて、昭和58年から数回、地元の小、中学校の児童・生徒に呼びかけ、約60名で「荒佐野長寿会・運動会」を実施するなど、地域との交流を深めている。

2.健康活動
 荒佐野長寿会は7集落団体で構成されているが、行政協力のもと、ころばん体操、サロン等を各集落で行っている。
 グラウンドゴルフ・ゲートボールは、大崎町老人クラブ連合会主催の大会に参加しているが、ゲートボールは、集落でもほぼ毎日行い、会員同士親睦を深めている。

3.ボランティア活動・親睦会
 毎月1回の照日神社の清掃後、休憩と月例会・親睦会を行っている。新型コロナウイルス感染症対策を万全に、椅子の配置を工夫して行っており、茶菓子は薬局で販売している骨太コラーゲンの健康菓子を配布し、夏場には水分補給のために冷たい飲み物をとりながら、情報交換等を行っている。

4.地元行事への参加協力
 毎年3月第2日曜日に行われる「荒佐春祭り」では、地区民舞踊やカラオケ大会などを楽しんでいる。また、同祭りで4年おきに奉納される地域「棒踊り」では、歌を唄い、踊りの振り付けの指導も行う他、舞台設営等の手伝いもしている。
 7月にある「六月灯」では、神社境内に掲げる灯篭約100個の骨組を小学生や地区民に支給し、絵画を描いて飾ってもらうなど、地域の行事を盛り上げている。

 以上の活動が評価され、令和2年には、全国老人クラブ連合会の「活動賞」を受賞した。

○今後の抱負や活動など
 1. 現在行っている月に1回の清掃活動を今後も実施しながら、皆さんの交流が深まり、支え合える長寿会を目指し、活動していく。

 2.地域の祭りを30年余り撮影してきたので、今までの踊りの歴史を会場で放映し、さらに地域を元気づけていきたいと考えている。

 3.少子化が進んでいるが、子ども達に、現代と昔の変化を紹介したいと考えている。

清掃活動の様子 

六月灯の灯篭の準備

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