Ieoma 伊佐石窯マイスター協会

  • 田野田 親徳

組織概要

設立年月日 平成25年4月
正会員 12名(令和6年3月現在)
所在地 伊佐市大口(十曽少年旅行村)

活動内容

○設立の経緯、目的
 伊佐市の「十曽こどもの森育ち合い事業」の「わらの家・ピザ窯製作」に参加した10名が、活動を通じてピザ作りに興味を持ち、自分たちも石窯を使ったピザ作りの体験講座を実施し、ピザ作りの技術を習得した者を「石窯マイスター」と認定することで人材育成を行おうと、平成25年4月に団体を設立した。
(十曽こどもの森育ち合い事業:十曽青少年旅行村(キャンプ場)を、「森や自然体験活動等の名人たち」の指導のもと、子どもたちが自然遊びや体験型の遊びをできる場にすることを目的とした、伊佐市の自然体験活動事業)
 設立当時、ピザ作りに関しては会員全員が素人であったため、試行錯誤を重ね、互いに意見を出し合い、プロの技を学ぶ視察に出かけるなどして、スキルアップに励んだ。
 会員は、ピザを中心とした石窯料理の食育体験の、材料準備から、薪を燃やした窯の温度管理、調理、実食に至るまでを取り仕切り,苦労や喜び、満足感を共有するとともに、外部への「ピザ作り体験」の機会提供などを通して、伊佐市には、ピザ作りの素晴らしい体験ができる場所があることをPRしている。

○主な活動内容

1.ピザ作り体験
 ① 年80~90回、伊佐市内外の保育園、小学校・中学校・高校、一般からの申し込みを受け、わらの家でピザ作りが体験できる活動を行っており、その材料準備(事前調理を含む)から指導運営まで執り行っている。
 ② 年10~12回、子どもの日や夏休み、クリスマスなどの祝日・休日に、「オープンデイ」と題し、子どもから大人まで参加できる、わらの家でのピザ作り体験を中心としたイベントを主催している。  
 ③ 年1~2回、十曽こどもの森で開催される各種団体のイベントにおいて、協賛という形で、「ピザ作り体験」の活動機会を提供している。
 ④ 年5~7回、高校の文化祭や各種団体が行うマルシェなどからの要請を受けて、移動石窯を使った「出張ピザ体験」活動を行っている。

2.販売・出展
 年1回、ピザ作り体験のPRと十曽子どもの森の知名度向上を目的として、市内外のイベントにおいて移動石窯を使ったピザ販売を出展している。

3.講座の開催
 ① 石窯を通した自然とのふれあいで、「美味しい」、「楽しい」という体験をしてもらうことで、新しい仲間とつながろうと、「初級マイスター講座」を年1~2回実施している。
 ② グリーンツーリズムを受け入れている家庭からの依頼を受け、年3回程度、ピザ作り体験とその後の昼食をグリーンツーリズムと合同で実施しており、グリーンツーリズム受け入れ家庭の負担軽減を図っている。

3.施設管理・団体運営等
 ① 施設の補修・維持管理を目的として、年末にわらの家・石窯の大掃除を行っている。
 ② 年度替わりに、総会(活動報告、会計報告)と、協会会員の親睦を深めるための懇親会を実施している。

○今後の抱負や活動など
 新規会員の掘り起こし(初級マイスター講座)や既存協会員のリスクマネージメント、石窯料理の向上を目指した中級マイスター講座を実施し、これからも健康で楽しく地域に根ざした協会として活動を続けて行きたい。

文化祭出展の様子

わらの家大掃除

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