川口 憲之輔

個人概要

所在地:鹿児島市皇徳寺台

活動内容

○活動の経緯
 高校生の頃からコーラスをはじめ、1962年に小学校の教師となった。
 故郷の佐多小学校に赴任したこともあり、広木小学校及び市来小学校、桜ケ丘西小学校では、合唱団を発足し、県トップレベルの団体に育て上げるなど、合唱指導に従事してきた。
 2009年に61歳で教職を退職し、以前から興味があった陶芸を始めるため、佐多小学校に勤めていた際に建てた自宅(旧佐多町(南大隅町))に窯を作った。そこへ訪れた人から合唱指導の依頼があり、佐多のコーラスグループ「コール佐多」が誕生し、指導を始めた。その後も各地域の人々から依頼を受け、合唱指導を務めている。
 現在は、鹿児島市に居住しているが、月の第1、第3週を佐多町の自宅で過ごし、月・水・木曜日は南大隅町の「コールみなみん」にて、火曜日は錦江町の「コール錦江」にて歌を指導するほか、南大隅町の生涯学習等を担当するなど、合唱指導者として、なくてはならない存在となっている。

○主な活動内容
①旧佐多町コーラス教室での指導
・2009年から「コール佐多」にて、4年間のコーラス指導を始め、その期間、毎年開催される町の文化祭に参加するなどの活動を行った。その後、「コール佐多」は、練習会場の確保の関係で4年の活動を一旦終え、現在は休止中である。
・また、佐多岬の近くの大泊集落の婦人会では、南大隅町の生涯学習の一環としてコーラス教室を10回開催し、敬老会でコーラスを披露するなど会場を盛り上げていた。

②旧根占町コーラス教室での指導
・2012年には旧根占町でも、コーラス指導をしてほしいとの声があり、女性合唱グループ「コール根占」を設立し、指導を始めた。
・「コール佐多」と「コール根占」それぞれで同じ曲を練習し、11月にある町の文化祭では合同で発表を行った。
・練習会場は、メンバーが増えたため、地域の公民館から音楽環境の整った保育園に変更したところ、更にメンバーが増加した。
・2014年には、「コールみなみん」にグループ名を改名し、2021年に練習場所を子どもの療育事業所である「からすたろうの学び家」に移し、現在30名を指導している。

③錦江町混声合唱グループ「コール錦江」での指導
・2016年に、錦江町の教育委員会から依頼を受け、約18名の混声合唱グループ「コール錦江」の合唱指導をしている。

④「三七(みな)甲アンサンブル」の指導
・1972年に8人組の男性コーラスグループである「三七(みな)甲アンサンブル」を立ち上げ、コロナ禍前まで地域の多くの場で依頼を受け、歌声を披露してきた。

⑤その他の指導
・社会福祉法人栄光会が地域高齢者の交流の場として支援している「茶のん家」の「茶のん家合唱団」では、月に2回、交流の場で指導をしている。
・また、80歳以上の独居高齢者の親睦会「泣たい(ねたい)・笑たい(わるたい)・ふれあいの会」に招かれ、佐多地区の約30人を前に、「コールみなみん」で歌を披露するほか、会場の全員で合唱するなど多くの人を楽しませている。
・毎年11月、錦江町と南大隅町それぞれの文化祭で歌声を披露するほか、2023年鹿児島県老人クラブ連合会が創立60周年記念として開催された「ゆめ・ときめき ねんりんフェスティバル」に出演した。
・その他、独居高齢者の集いに6回出演するなど、様々な地域のイベントや福祉施設等で歌声を披露しており、合唱団のまとめ役としての役割を果たしている。

○今後の抱負や活動など
 指導している合唱団のメンバーは様々な職、年代で、非常にいい仲間が多く、指導するのも楽しい。聴いた人に喜んでもらえるのが自身の喜びであり、心が温かくなる。今後も元気に続けていきたいと考えている。

「三七(みな)甲アンサンブル」で歌う様子

「コールみなみん」での指揮

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